あたたかな月曜日

酒井順子『百年の女』を読んでいる。『婦人公論』の百年分のバックナンバーを紐解く、エッセイというには重厚で、歴史書というには軽妙な語りが魅力的な本。現在は昭和パートを読んでいるのだが、当時の女性の、恋愛中心というか夫(いるいないどちらにしても)に対する意識の大きさに驚く。時代によって大きく変わる価値観を追うのが楽しく忙しい。

今日も暖かい日だった。夜子どもを寝かしつけるとき、今の生活も少しで終わるのかと思うととても寂しくなった。

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