歩き疲れた日

買い物へ出かける。電車の行き先表示はかつて住んでいた街を示していた。終着駅に住むと、電車に乗るたびそこに住んでいたときのことを思い出すことになる。

春ジャケットとブラウスと靴下を買う。春用アウターを買うのはいつぶりだろう。3足1000円以外じゃない靴下を買うのも久しぶりだった。今まで服を着るのに気候しか考慮していなかったけれど、今回は季節感も意識して服を買った。子どもの服を選ぶようになった影響。

無印でピッチャーを買う。ネット、近所のかわいい雑貨店たち、スーパーやスリーコインズなどを見て回った結果、かわいさと値段のバランスを考えると無印が妥当なところになった。一つのピッチャーを買うのに本当にいろんなお店へ行った。けれども無駄だとは思っていない。お気に入りだけに囲まれて暮らしたい。

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