モス

あと一つやらなければならないことはあるけれど、もろもろは片付いたし、計画も立て直したので明日はゆっくりすることにする。いつも心が焦っているので、これをどうにかしたい。風邪も治さないといけない。

今日も昼前から散歩へ行き、帰ってきて子どもが寝ているあいだにそこ文さんへ送る物品の準備をする。その後買い物へ。アカチャンホンポで買い物をすると、母の日仕様の袋に入れてくれた。今日は朝から自分の母へのプレゼントを投函し、街ではカーネーションを持った人をたくさん見かけたけれども、母の日というイベントにおいて自分も労われる立場にあることにその瞬間まで気づかなかった。こういうサービスは嬉しい。いつもは袋をもらわないけれど今日はもらって帰る。帰り道に自分用にケーキを買って帰る。

夜はサカナクションのライブを観る。ほとんどノンストップ、怒涛の2時間。多幸感。そういえば「さくらのこと」の最後のフレーズは、彼らのステージを見上げながら思ったことだったなと思い出す。これまでもこれからも、私の書く小説は日常と地続きなもので、それを恥ずかしいとは思わないし、それをベースにやっていきたいと思っているし、そのことをことさらに取り上げることもしなくていいなと、ライブの余韻に浸りながら考えている。