外野ばかり

昨日はああ書いたけれど、同居人がつけていたので結局オリンピックを見た。


卓球混合ダブルスの準々決勝がとてもいい試合だった。最後のセット、2-9という点差ながらスマッシュやドライブをかけていく水谷選手、それをうけて最後のサーブで種類を変えてくる伊藤選手。どんな状況にあっても攻める姿勢を崩さない、ただそこにある試合に意識を傾けている二人を見ていると、その周りでオリンピックは観ないとか言ってる自分や、利権で動く広告会社や政治家たち、物語を付与しようとするマスコミやその他いろいろ、ぜんぶ外野(という言い方は聞こえが悪いけれど)なのだと思えた。


それはオリンピックに抗議するのはダメだとか、無関心でいろ/いないで、とかそういう意味ではない。ただ、自分のやることを分かっていて、それに忠実に、淡々と向き合える人は強いし、その強さは誰にも奪えないということだ。

自分のやることはなんだろうと考える。

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