燃費が悪い
話の筋が決まっているのになかなか進まない。表現の仕方に苦慮している。
最近おでかけをして写真を撮っていて気がついたのだけど、私は見た人が懐かしさを感じたり自身の個人的な思い出を想起するような写真を撮りたいと思っている節がある。もともと凝ったりしない上に最近はカメラもご無沙汰なので、その場にあるものをそれらしくおさめることに精一杯なのだけれど、そういうものを撮りたい。
そしてそれは小説にも結構言えるなと思ったりしている。個人的なストーリーでいて誰かの思い出に重なるような物語。となると言葉選びのウエイトが結構重くなる。
新刊は雑誌のようにしたいので中身もそれにあわせて軽く読後感の良いものをと思っていたのにいつのまにかヘビーな内容になるし、書き方も先の通りだし、相変わらず燃費が悪い。これでしか書けないので仕方がない。
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