帰りたい地点

三連休最終日。近所の古本屋さんへご挨拶。レオレオニの『あそぼうよ』が目にとまる。2匹のネズミ(フレデリックだったっけ……)が「今日は何してあそぼう」と話した後、「落ち葉集めがいいな」「おしゃれ遊びもいいな」といろんな遊びをして眠りにつく物語。たったそれだけなのになんだかジンときてしまった。朝起きたら自由が目の前から夜の先まで広がっている、あの身軽な心地はいつから感じなくなってしまったのだろうな。この地点に帰りたいと思って手に取る。

午後からはゆっくりする予定だったけれどもせっかくだしとえびすさんへ。あまりの人の多さに境内に入る前に断念しおでんと熱燗。シチューを啜り帰宅。今はレディクレ振り返り番組を聴いている。「あなたとわたし、一対一になれるのが音楽でありラジオだ」というsumikaのMC「孤独のそばにあるという意味で音楽とラジオは似ている」という誰か(ハンブレッターズだったかな……)のMC。文芸界隈でもよく聞くフレーズで、ああここも何度も帰ってきたい地点だと思う。

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