プライド

先週の舞いあがれについて「山田さんも本当は舞ちゃんがいい子だってわかってる。けれどもそれを認めると自分が大切にしてきたものが崩れてしまうから素直になれないのだと思う」とツイートされている方がいて、そうだよねえと思った。そして10代後半から20代初めの自分もそうだったなあと思った(というか今もその向きはある)。
相手の性分や言い分や実力は分かっているし認めたい。けれどもそうすると積み重ねてきた時間とか、守ってきた人生のルールとか、そういうのが散り散りになって一切無駄になってしまうような気がする。自分が自分を否定することになってしまう。そんなことはないし、それを認めることで心がひとまわり大きくなるのだと気づくのは、今以上に頑なでプライドも高かったあの頃の私には難しかった。恥ずかしいことばかりして生きている。


日のあたるシートに腰掛ける人。車窓から見える高速をゆく乗用車。目に映るみんな行く先のある人。

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