二月の週末

2月18日(土)
3年ぶりに開催された大関の蔵開きへ。会場の倉庫へ向かう道すがらすれ違う人々はうららかで、あたり一帯が陽気になるこの感じが好きだったと思い出す。みんな連れだっているのもいい。多分日本酒が好きという共通項で仲良くなったんだろうなあというサークルが倉庫いっぱいガヤガヤと。春の夜の円山公園みたいだった。生原酒を2種と発泡日本酒を少し。夜は久しぶりの飲み放題。金曜からずっとこのことばかり考えていた。心ゆくまで飲み21時過ぎに眠る。

2月17日(金)
引越し業者が決まり一安心。雨が降っていたけれども子どもが公園に行きたいというので傘をさして出かける。雨の公園は誰もいなかった。水たまりに入り、土で靴を汚し、水たまりで洗い、の繰り返し。それが子どもには楽しいらしい。私もそれにならう。帰りいつもの古本屋と百均に寄る。いつも「高いな……」と思っていたカレー屋が潰れていた。ついぞ行くことはなかったけれどもこの土地に来たころ開店したお店だったので伴走者がいなくなったようで少し寂しくもある。春には新しい店が入るのだろう。
百均で買った粘土で遊ぶ。子どもが机の上にいくつかの塊を真っ平らにして置いていたので何を作っているのかと聞くと「お団子」とのこと。「ぺしゃんこだけど」と言うと「ぺしゃんこのお団子なの」と返される。そのあとはみんなで餃子づくり。雨だったけれどもよく遊んだ一日だった。お風呂に入っているとき子どもに「今日は何が楽しかった?」と尋ねると「オレンジのお星さまのやつ」と言う。よく聞くとどうやら百均の隣のゲームセンターのことらしい。特にゲームはせず外から見ていただけだったのに。ゲームセンターのインパクトはすごい。私もゲームセンター好きだったなあと思ったりする。

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