眩しさ

眩しさを駆け降りる夏心臓が浮きあがるくらいのスピードで

海に足を浸せば足の分だけ増す水嵩  僕たちは青い星の一部

香ばしい真昼  ああこれは私のために炒められているたまご

まだ眠っていたい朝六時前の静けさを踏み分けたくはない

自由であることをゆるされている午後のひかりいま二の腕を焼く

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