自分のため

スレッズを自分のためだけの言葉を置いておく場所として使ってみている。自分のためだけの言葉なんて書くと綺麗な、もしくは魂の叫びのような価値ある言葉のように思えるけれども、実際は気持ち悪い、お腹痛い、何を買った、というようなどうでもいいようなことばかりだ。けれども自分が書いてきた小説や短歌や俳句も、元はといえばこんなどうでもいいような言葉から始まったものばかりで、だからこれらすら馬鹿にはできない、しない。

こうした誰のためでもない、何にも結びつかない言葉を吐き出す場所が、自分が見せものでも商品でもない、ただの自分であることを保ってくれるように思う。この日記然り。

それを人の目に触れる場所に置く意味も今は掴んでいる。自分のためだけに綴った言葉が、ほかの誰かと重なって、つながる、そういう牧歌的なインターネットを私は望んでいる。

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