言い訳

ただ書きたいことを書くというのは難しい。小説を書いていたときは手順がある程度決まっていたから、迷うことなく書き始めることができたし書き終えたら考え込むこともなくすぐに次に取り掛かることができた。今は書く前にうにゃうにゃ考えてしまう。それでも書きたいという気持ちはあるから不思議だ。中二病のようだ。

引っ越してからも引っ越し前の家具をずっと使っていて、買い換えようと思いながら半年が過ぎた。子どもが生まれる前にやらねばと思い、えいやと重い腰をあげたのが先週末。今日じゅうたんや寝具が続々届いた。大きな段ボールで遊ぶ子どもを見て、自分も小さな頃、体が入るほどの段ボールにワクワクしたよなと思い出す。おうちでも作るかと思う。子どもはじゅうたんを見て「じゅうたんの顔どこ?」と聞いてきた。「さあどこかな」と気の利かない答えしか返せなかった。あとは以前の家具の処分と、コタツの到着を待つのみ。めざせインスタに載せても大丈夫な部屋。

婦人科の検診へ行く。性別はもしかしたら男かもしれないとのことだった。少し戸惑う。

帰りに以前の保育園の先生に会うも子どもは恥ずかしがっていた。寝る前「先生に会えてよかった?」と聞くと、「ううん、あのとき喉渇いてたから」と答える。子どもの言い訳は面白い。子どもなりにここにはいない先生に気を遣っているのかもしれないと思う。

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