ひとりの日

昨日実家から帰ってきた。1週間ぶりの我が家に足を踏み入れて、まだ新築の匂いがしていることに気づく(新築ではないのだけど)。けれども1日たった今はもう何も感じない。家は雑然としているけれども居心地が良い。見せたい生活と見たい生活が重なって、日々それを意識できたらいいけれども今の私にそんな体力はない。


子どもが同居人の実家へ行っていて今日は一日中ひとりだった。思いっきり寝坊して午前中は在宅仕事。昼食を食べ、荷物を片付けて、同居人が買ってくれていたユニクロマリメッコの服と届いていた福袋の服をおろす。うれしい。自転車で文フリの印刷作業をしにコンビニとスーパーへ。帰ってからは印刷物をカッターで断裁。あっという間に1日が終わる。あと1週間ぐらい一人で過ごしたい。


久しぶりの日記。実家にいると家事も育児もなにもかもをしてもらえるのに、なにもかもする気が起きなくなるのはなぜだろう。


夜は光る君へを視聴。古文の世界が大河クオリティ(歴史番組クオリティでなくて!ここ大事!)で再生されていることに感動。貴族のパワーバランス、それゆえ抱える理不尽さをマックスまで引き出してまひろの過去と絡めるラスト。バイオレンスな感じで平安イメージ覆していくよ!という中の人の声がよくよく聞こえてよかった。源氏物語と二重で進んでいくようなストーリーも文学の香りがして素敵。このまま最後までゆくのか、源氏物語を書くときに回収されてゆくのか。なんだかんだで源氏物語読んだことないので文庫で出たらしいし買おうかと思う。


伝えることを諦めた瞬間にわたしの頭上に現れる輪

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