三日月

先輩の瞳は複雑な色をしていた。何もかもを諦めて、それでも何かを望んでいる。僕のものではない、僕のものにはならないまなざし――。


京都に暮らす大学生の柴は同じ軽音部の先輩、百のことが好きだ。けれど百には別に好きな人がいるらしい。それでも柴は百に好きだと言い続けるけれど……。


― マイクロマガジン社×エブリスタ「ことのは文庫ライト文芸賞」最終候補


***

エブリスタ:https://estar.jp/novels/25716756

***


あとがき:https://rinrinring.fanbox.cc/posts/1541331


***


収録書籍:『それから 京都的恋愛短編集』

https://rinrinring.booth.pm/items/2610719

※web版を加筆修正し、コラムを加え掲載しています。

0コメント

  • 1000 / 1000