さくらのこと

この孤独は私一人のものであり、私一人だけのものではない――。

かなえは中学の時に親友と、あることですれ違う。その日からかなえは、ニュースで見かけた事故死した女の子をサクラと名付けて瞼の裏に住まわせ、現実の人物とは向き合わずにいた。大学生になったかなえはサクラとそっくりな同級生、さくらに出会う。かなえの提案で、二人は桜の咲く時期だけ、短期のアルバイトを始めることになる。


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第3回百合文芸小説コンテスト pixiv賞受賞

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pixiv:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14557437

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あとがき:https://www.fanbox.cc/@rinrinring/posts/1858766

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