絵本

最近は帰ってから子どもに絵本を読んでいる。前から読んではいたけれど、近頃はずっと読んでいてほしいらしく、読み終わったらすぐ次の本を持ってくる。その「すぐ」のあいだに自分の本を読む。わんこそばみたい。10冊ほど読んだところでだいたい疲れてしまう(私が)。以前はキラキラしたりめくったりする仕掛けを楽しんでいたけれど、最近は台詞にあわせてしゃべったり体を動かして楽しんでいる様子。まだストーリーは理解していないようなので、理解できるようになったらまた別の楽しみ方ができるのだろう。絵本はよく考えて作られているなあと月並みなことを思う。


お腹の中でまめつぶだった子どもが、しゃべったり踊ったり、絵本を読んでとせがんだり。こうして普通に生活しているのが不思議なことのように思える。とてもありがたく嬉しいと思うと同時に、子どもがいずれ死んでしまうときのことも考えてしまう。自分よりは長生きしてほしいとまた月並みなことを思う。

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