明けの明星商会

「スカートのアンソロジー」を読み始める。

朝倉かすみさんの「明けの明星商会」。一人で生きていく女性って、バリバリ仕事をしていたり、腹心の友がいたり、常に女性であることに誇りを持っているって思いがちだけれど、当たり前ながらそんなことない人もいて。そしてそんな「そんなことない」が男からも女からも誰からも許されていて欲しい、いや、許されるとした時点で関係に勾配がついてるから許されるはおかしいかな、許されるというより認められてほしい、と読み終わったあとに思った。結婚せず、大層なキャリアがあるわけでなく、腹心の友もいないまま死んでいくことを「かわいそう」だと決めつけないで欲しい。そんなことを訴えているように私は思えたし、私自身も思った。

今日は早く寝てやることにした。もう布団に入っている。

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