ポリゴンウェイヴ

子どもが熱を出したため休む。久しぶりに長い間一人の時間がとれた。一日でも平日休みがあると全然違う。

Mステがとても良かった。特にMIKIKO先生が演出したステージ。型の美を意識した演出が現在のPerfumeとマッチしていて、ポリゴンウェイヴが鳴りはじめた瞬間泣きそうになってしまった。顔に寄らない(というか映していない)、つまり感情に寄らなくても、だからこそ、表現できるものがある。別のグループが踊っていた楽曲の詩も記号論っぽいアプローチをしていて、演出、構成、振り付け、歌詞まで一貫したスタンスがとられていた。これをプロデュースというのだなあと思う。終わった後、タモリさんが「油断も隙もならねえな」と言っていたのが良かった。

スタンダードとは違う理論で進化していくPerfumeとMIKIKO先生を見るたび「可能性」というキーワードが心に落ちて視界が広がる。「その都度その都度でできることをやっている」ことをおくびにも出さずに(というか本当にそこにはポイントを置いていないのだなと感じる)、純粋に、「現在まで」を超えていくところに元気をもらう。

あとV6の振り返りもステージも全部見る。青春のすべてという感じだった。最後のoverを見ながら「なつかし〜ドラマ見てたわ」「何の」「この人らの誰かの」「なんていうやつ」「この曲のやつやん」とおぼろげすぎる記憶で適当な会話をして年をとったと思う。

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