想像力

自分は駒であり代わりのきく存在であり、それは悲観すべきことでもない、社会において当たり前のことなのだと思う瞬間が何度もある一年間だった(まだ一年終わってないけれど)。
なんとなく、履歴書出そうかなぐらいに思っていたら、あれよあれよと事は進み多分三月末には今の職場を辞めることになるだろう。育休から復帰するときはこのまま続けるのが当たり前ぐらいに思っていたけれど、人が変われば働き心地も変わり、そしてそこでじっと我慢する気もえいやと頑張る気もない自分は、こうやって流されてその場その場でできる範囲のことを機嫌よくやるのがちょうどいいのだとこの年にして思う(所属する母体には申し訳ないけれど、おあいこだと心のどこかで思っている)。本命は来週結果が分かる。少し楽しみだったりする。

友人たちと連絡を取り合うときコロナ禍以降は「コロナに気をつけてね」と言うのが定番だったけれども、もしかしたら相手はもうかかっているかもしれない。その状態でその言葉を聞いたら、かかった自分を責めてしまうかもしれないなと、これだけの感染者数になってやっと思い至る。自分の想像力のなさ、稚拙さ。ずいぶん日が長くなった。

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