百合文芸
こんな自分が何を言っても、上から目線とか余裕ぶっこいてとか逆に負け惜しみとか思われそうだ、いやそもそも我のツイートなど気にしている人などいない、などと肥大化した自意識がバヤイので百合文芸のことはツイッターではなく日記に書こうと決めていたのだけれども、たつたさんはじめ受賞者の方々のツイートを読んでついつぶやいてしまいました。
で、昨年もやった好きな作品を挙げるやつをやっておこうと思います。今年は精神があれだったので全然読めてないのだけれど。。今回の最推しはこちらの作品でした。
文章も構成も、なんというか小説の要素すべてが安定しとる……。短編のお手本のような小説。そして私はこういう切ない、ハッピーエンドになる要素は明確には描かないけれども、少しの希望を残した話が好きなんだ。。あとこう、落ち着いた話が好きなのよ。去年最推しだった作品も、ジャンルは違うけれどそんな雰囲気ですごくよかったのです。こういう言葉にし難い、ジャンルも定まらないぼやっとした好みに当てはまる作品と毎年出会えるから百合文芸ありがとうと思います。
女学生ものなら大体楽しく読むけれども、それだけじゃないんだよ〜。緩急のつけ方、そして落とし方が凄まじい。駆け抜けるように読んでしまう。ずっと書き続けてきた方の小説だ……という感じ。
選考会の記事も面白かったです。「本気で死体埋めに向き合ってほしいです」に笑ってしまった。でも、そうなんよねえ。結局は愛なんよ……といういつもの結論に辿り着く。あらためて運営のみなさまありがとうございました。
個人の話でいうと、今回の百合文芸で未来に希望をもちながら長く書いていくことが自分にとって重要なのだなと分かりました。長く、できれば楽しく書いていきたい。
なので今年度は小説は書くけど、本作りはおやすみすることにしました。なんで本を作るのだろうと以前日記に書いたのですが、好きだからつくるのであって、一度立ち止まったからには迷いがあるということで、そういうときに作ったものにお金を払っていただくのが辛いなと思い。。
紙モノを作りたいという気持ちはあるので、この日記を抜粋してフリーペーパーにしようと思っています。小説は幸いアンソロにお誘いいただいているのでそれを頑張ります。
今年は楽しいだけの読書をしつつ、小説を書きつつ、ペーパーを作る年にします。
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