知りたいことは自分で決める
6月に入ってからは短編を書いている。ゆっくり書いていたらもう6月も残り10日を切っていて驚く。そうして気づくのは、日々にゆとりがあるとどうしても誰かの怒りとか蔑みとかに気がいってしまうということ（とはいえ先月の切羽詰まった状態が健康的とは思わないけれども）。知らなければならないことなんてない。知るべきことだ、なんて誰かに決められることでもない。重要なのは、すべてを知ることでなく、知りたい範囲をコントロールすること。
そういえば子どものころ「知りたいことは自分で決める」という歌があったなと思い調べてみたら「いいかどうかは自分で決める」だった。しかしいい歌詞だった。絵本でも歌でもテレビでも。子ども向けのものって、大切なこと、いうなれば大人の願いがぎゅっと詰まっている。ストレートにみえて、どうしたら相手に届くかというのがよくよく考えられていて、こんなに私に対して願ってくれていた人たちがいたのかとときおり思う。
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