夏の輪郭

コンビニを出た女の子たちが、路肩にとめたワンボックスカーへ駆けていく。
幼いころの、夏のはじまりを思い出す。
それは美しい景色を見つけようとする、美しく仕立てようとする、その隙間からこぼれていくものだった。

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