夏休み

昼はドキュメント72時間を完走。具体的なエピソードについてどうこうというよりも、一人一人のエピソードが映しだす物事の多面性が心に滲みていく。特に老人ホームの回は恐山の回と対になっているようで、死を悲劇だと捉えすぎている自分に気づく。しっとりとした余韻で今も過ごしている。
実家の近く(とはいえ車で20分)の高校生の頃通っていた図書館に行って「そして誰もゆとらなくなった」「ペーパー・リリィ」「絞め殺しの樹」「マーブル」とここぞとばかりに新刊話題書を借りる。これが田舎の図書館の良いところ。
さっそく帰って「そして誰も〜」を肩を震わせながら読む。朝井さんとは同年代なので言葉のチョイスやノリに親近感を覚える。この年でこのキャリアでこのテイストのエッセイを出してくれるの本当にありがたいな……と思いながら今も思い出し肩を震わせをしている。

夜は鎌倉殿。顛末が分かっているだけに心臓に悪かった……。そしてここで兄上のあの台詞が出てくるのか!どこでどうラストを迎えるのかまったく予想がつかない。
夏休みの終わりが見えてきてつらい。

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