いつでも会える

やがてうしなわれるまるい頬の流線。白い産毛。時は有限。そのことに耐えようとしているわたしがいつもいる。子どもが生まれてから、人はすぐに死んでしまうという事実の気配はより濃く生活に漂うようになった。それは絶望ではなく、希望でもなく、諦めに似ているけれども違う。ひかりのようなものだと思う。

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