穏やかでない日々


ゴールデンウィークが明けたぐらいから子どもの癇癪が続いている。今日はカフェへ行ったところ膝の上で食べると駄々をこね、膝の上にのせたらのせたでこれは父が食べさせろと怒り、食べさせようとしたらもっとスプーンに食べ物を載せろと怒り、別のものを食べさせようとしたらそれは自分で食べたかったと怒り泣く。最後は店前の置物に軽く頭をぶつけただけで大泣きして店を後にした。家ではズボンや靴の脱ぎ着もできなくなり、ご飯も食べさせろと言い、着実に退化している。保育園ではちゃんとしているらしいので家では甘えたいのだろうと思っているけれども大丈夫だろうかと不安になってくる。わけのわからない(本人には理由があるのだろうが)要求をしてきて聞き入れられなかったら怒り泣き叫ぶ。意思疎通のはかれない状態の子どもは、人間ではなく、何か得体の知れない物体のよう。その後、筆を手にとり絵を描きはじめた子どもを見て相手が人間であるという実感がじわじわ帰ってきて、はじめてそれを失っていたことに気づいた。

「教養としての俳句」読み終える。個人的な、生活に根ざした、目の前のことをただ詠むという俳句の根の部分に惹かれていいなと思う。早速歳時記をダウンロードする。

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