少女の小説が読みたい

久しぶりに小説を読みたい欲がわいてきた。近所の古書店の店主さんにこういう感じのが読みたいと相談して原田ひ香さんの『一橋桐子の犯罪日記』をおすすめしていただく。たまたま日記で(小説だが)驚く。

西條八十『あらしの白ばと』(「少女の悩みは少女が救う!」ってなんて素敵なコピーなんだと思う)も気になっていたし、吉屋信子の作品も続々復刊されているし、嵯峨さんの少女小説本と増補版氷室本も手に入れたい。『海がきこえる』もなんだかんだ読んでないのでIIと合わせて読みたい。そういえばスピンも開いてないままだ。多分読んだら読みたいものがもっと増えるに違いない。

小説を書くのを休む前後ぐらいから少女や百合関連の本を読むのが億劫になっていて、それは作品のそのものでなく、作品周辺の情報がそうさせていたのだと今は思う。休むと同時にツイッターの使い方も変えてみて、1年近く経った今その効果が出てきたのかもしれない。まさかそのあいだにツイッターそのものがなくなるとは思わんかったが(ちなみに今月からツイッターを以前の使い方に徐々に戻している)。

そうして読みたいと思って出てきたのが上記の本なのだから、やはり私は少女の物語が好きなのだなと思った。好みとしてまず少女個人の物語があって、その先に百合があるという感じ。書きたいのもそういう感じ。どこまでも日記的だと思う。

そういえば小説教室は通うのはやめにすることにした。合致する場所や時間がなかったのと、他のやりたいことと両立できんだろうなというのと。けれども退職から出産までのあいだに小説を書くことはしようと思っている。女の子の話をたくさん読んで書きたい。

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