石垣島の旅1日目

朝早く起きて車で関空へ。梅田を歩いているとき、ビルを見上げては人間はすごいと思っていた。そんな途方に暮れるような感覚を港湾地域を眺めていても感じる。大きなまるい月、紺色の空、その反対には赤みがかった空。観覧車、煙突、ブリッジ。

子どもは飛行機に乗るなり「早く出発しないの」と言っていた。雲の上にきたときいちばん喜んでいたけれども、そのうち「まだ着かないの?」と言い始める。私も早く着かないかなと思っていた。
サテン地のような編み目の波が見えて、新石垣空港へ到着。着いてすぐに離島ターミナル行きのバスに乗る。荷物を預けて、ユーグレナモールを通りレンタカー屋さんへ。まずは島そば屋さんへ。
かなり薄味で好みではなく、どこかでリベンジしようと思う。
川平湾へ向かう途中でアンパル農園へ。パイナップル1つ100円という安さ。冷やしパイン(これも100円)を買って食べる。切りたてのパインの甘さに、石垣島に来たなあと思う。
川平湾は相変わらずの綺麗さ。グラスボートに乗るのははじめてで、思ったより沖に出ることに驚く。海の真ん中に漂う心許なさ。怖さの方が大きかった。
戻ってくると操縦士の皆さんが沖縄そばのカップ麺を食べていた。匂いにつられて猫ちゃんも。
5年ほど前に友人に教えてもらったぱぱ屋へ。パインとサトウキビのCブレンドはすっきりした甘さで美味しかった。
島らしいロケーションに心が晴れていく。
それからは知念商会でオニササづくり。遅めの時間だったので最後の一個だった。店前では男の子たちが5、6人ぐらい並んでナイロン袋片手にオニササを食べていた。
マックスバリュ新川店で自分用のお土産と夜食を。近所のスーパーと基本は同じだけれども、ゆし豆腐売り場があったり、冷蔵食品売り場にはラフテーやテビチがあったり。その土地のスーパーはやっぱり楽しい。
ゆらてぃく市場は今回は早回り。美味しそうなお野菜を横目にお土産を買う。
閉店ギリギリに石垣島冷菓へ。氷ぜんざいは小豆と白玉のおぜんざいの上に氷をのせたもの。黒糖も甘くて美味しかった。
夜は源へ。お客さんだけでなく従業員さんも少なく、オフシーズン(まだオフではないと思っていたけど)の石垣島はこんな風なんだと思う。現地の友人曰く、従業員がいなくて閉めているコンビニもあるらしい。
グルクンの唐揚げが一番美味しかった。お酒飲みたかった。

閉店ギリギリに雑貨屋カヤックへ。ここも現地の友人に教えてもらった。やちむんを買うのも目的の一つだったのでかわいいカップが買えてうれしい。金城秀義さんという作家さんの作品らしい。
ゲンキショップでまたお土産を買い、夜はお酒の代わりにパワーギアなるものを飲み眠る。

0コメント

  • 1000 / 1000