2023.10.18 11:44焼売週末の撮影のために服を買う。夜遅くまで吟味して当日のメイクも予約した。普段化粧はしないし服も何年も同じものを着ているから、こういったイベントに臨むときに越えなければならないハードルがかなり高い。自分のための服、自分のためのメイク。いわゆる「自分への投資」なのに億劫な気持ちの方が強い。それはこれだけ時間とお金をかけたのに失敗したらどうしようという怯えでもある。こういうとき自分は本当に根暗というか、単...
2023.10.16 13:16旅朝から子どもと安満遺跡へ。トランポリンがしたいのだと言う。水に溶かした絵の具を薄く画用紙に滑らせたような秋の空。緑の芝生に埋まったトランポリンを、結局、子どもは3時間ほぼずっと跳び続けていた。よく飽きないなと思っていたけれども、そういえば私も幼い頃、少し遠くの施設へ連れていってもらっては毎度毎度ボールプールをしていたことを思い出した。私がボールプールにいる間、親はどんな気持ちで待っていたのだろうと...
2023.10.04 04:10石垣島の旅3日目翌朝は西表島と由布島の周遊ツアーへ。ツアーに1日使おうという案もあったけれども、ほとんどが船に乗ってる時間なので半日にしておいてよかった。西表島は形容するならジャングル。途中見えた小中学校に「弱気は最大の敵」「強く生きろ」という強めのスローガンが掲げてあった。
2023.10.04 03:52石垣島の旅1日目朝早く起きて車で関空へ。梅田を歩いているとき、ビルを見上げては人間はすごいと思っていた。そんな途方に暮れるような感覚を港湾地域を眺めていても感じる。大きなまるい月、紺色の空、その反対には赤みがかった空。観覧車、煙突、ブリッジ。子どもは飛行機に乗るなり「早く出発しないの」と言っていた。雲の上にきたときいちばん喜んでいたけれども、そのうち「まだ着かないの?」と言い始める。私も早く着かないかなと思ってい...
2023.09.23 11:47スーパー銭湯と金木犀母と子どもと親子三代で有馬温泉へ行く。ほとんどはじめて乗る神戸電鉄は急勾配をあがったりおりたり、大きな音を鳴らしながらゆっくり進んでいく。線路の近くには新しいマンション、山際には何十年も前からきっとそこにある大きな屋根の一軒家たち。くたびれたボウリング場、国道沿いの来来亭とスシローとココス。そうなる前はコンビニだったと思われる介護用品店。散歩をするようなスピードだった。入浴券付き切符を買ったので、...
2023.06.03 14:46本の日今日は尼崎キューズモールのぶぶぶバザールへ。尼崎に降り立つのはうん年ぶりで、丹波へ、学研都市へも行こうと思えば行ける、ターミナル感にワクワクする。ぶぶぶバザールは子連れもお年寄りも、本や紙が好きなら(なんなら好きじゃなくても)どんとこいな雰囲気のあたたかなイベントでした。まずは匙匙匙匙さんの貼雑帖ワークショップへ。紙芝居の数十分前に会場に着いて「紙芝居みたい!」と駄々をこねていた子どもも紙を切った...
2023.05.08 13:47香川へ旅行にいった話5月3日から5日まで香川へ、約4年ぶり、子どもが生まれてからははじめての旅行へ行ってきました。やはりすぐには日記を書けず、もうすでに大切だったことも忘れているかもしれない。ただ瀬戸大橋から望む様々な青と小さな島々、金刀比羅さんの鮮やかな緑や、車窓からみえる黄金の平野とその向こうにぽっかり浮かぶ讃岐富士、歌い踊る私の知らない街の、知らない人々。それらが引き戻してくれた、私は何をしてもいいのだという感...
2022.10.20 14:22みなと花火月曜日から毎日夕方のニュースでみなと花火の様子が中継されていて「明日行こうかな」と思いつつ翌朝には忘れるということを繰り返していた。金曜日は混むだろうから今日行くことに。子どもを迎えに行き、次くる電車に乗れば5分は見れるとグーグルマップの経路を信じて電車に乗る。「どこ行くの?」をきかれたので「ひみつ」と答えると「ひみつってどこ?」と言われた。まだ秘密の意味を知らない時代。いいなあそんな時代、と思う...
2022.10.11 15:32京都とすこし滋賀旅行10月8日(土)はじまってからずっと行きたかった疏水船に乗船。水の流れに逆らいながら大津まで。明治期に開削されたときと同じルートを通れているというだけでもう胸いっぱいという感じだったのだけれど、JTBがかんでいるだけあって最初にムービー(オリジナルドラマ)を視聴したりガイドさんがプロ!って感じだったりプロジェクションマッピングがあったり(北垣国道がしゃべってた)、いろいろしっかりしていた。修学旅行...
2022.10.06 14:59学生時代の街久しぶりの日記。不思議と日記を書いてないあいだ特に「ああ日記を書きたい!」と思うことはなかった。小説は「ああ小説を書きたい!」と思うことはあるのだけど。けれどもこうしてすっと書きはじめられるのが日記だと思う。今日は有休を取って京都に住む友人たちへ会いに行った。平日の、特に大きな祭礼もない京都の街を歩くのはほんとうに久しぶりだった。人のまばらな地下鉄、講義へ向かう学生たち、御所を散歩する園児たち。そ...