この冬

自分には何もないと思い続けた一日。私は何も持っていない、けれども誰かからみたら持っている。結局自分の生き方に自信を持てるかどうかということ。

簡単にまとめたらそうだけどまとめたくない。

仕事を辞めてから何をしただろうと考えると、何もしていない。砂山を作っては崩す日々。他人の悪いところばかり目についてしまうのは、自分が充分な状態でないから。そうして自分は正しいという意識だけが肥大化するから、中身のないふらふらしている自分を他人という鏡を通して見たとき、その落差に動けなくなってしまうのだろう。一人ですべてを完結させたくなってしまうのだろう。
今日はあたたかかったのにこの調子。この冬を過ごしていけるだろうかと不安になる。

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