書物

昨晩久しぶりに、ブクログに登録した読みたい本を図書館に予約する作業をする。働いているときは勤務中の暇なときにしていた作業だったけれども、仕事を辞めた今となっては時間を取って、腰をあげてする作業になった。思い浮かばなければすることもない。昨年はほとんど本を読めなかった。こういうとき自分はほんとうに本が好きなのだろうかと思う。

ブクログに登録している本は2000冊。そのほとんどが読みたい本で、そのほとんどを読むことなく一生を終えるのだろうなと思うと少し虚しくもなる。

今日の昼からは図書館へ。今日マチ子さんの『From Tokyo』、スケザネさんの『物語のカギ』を借りる。『From Tokyo』は2022年を生きた皆の日常をつなげてまるっと肯定するような、海のような静けさに満ちていた。今の自分が欲していたものだった。

あなたとわたしをつなぐ静かな海として書物はある。

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