川を渡る

――ねえ、悠、私の髪を切って。

東京の中学に通う後藤悠は京都に住む別居中の父とともに暮らすため京都の高校に進学することを目指していた。通いはじめた塾で、同じく母と二人暮らしをする南七海と出会う。二人は仲を深め、その過程で学生講師の三田とも親しくなる。父と暮らせないことが分かった悠は塾を辞めることを決める。腹を立てた七海は三田を退職に追いやり悠を怒らせる。大雨が降った翌日、悠は洪水から七海を助け出しに行く。そこで悠は七海から三田の残した言葉を聞き、七海が自分にとってかけがえのない存在だと気づく。


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pixiv:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14107012

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あとがき:https://rinrinring.fanbox.cc/posts/1145799

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