おでかけ

子どもの某キャラクターショーを観るために明石へ。これで3回目。毎度のように名もなき鰹節屋さんでかつおぶしとうるめぶしを買い、こうじや京作でお味噌を買い、富士の山菓舗でお煎餅を買う。富士の山菓舗には、はらださんの著作の隣に男の子と女の子が並んだイラストが新しく飾られていて、尋ねてみるとお父さんとお母さんの昔の写真を元にはらださんが描いたものとのことだった。やさしいタッチのイラストだった。

今日はそれに加えてくるみやへ寄る。素朴な外観と今風のケーキの取り合わせが良かった。アイスはレトロな包装紙に包まれていてかわいくて、それ目当てで来たのだけど、雨でアイスという気分でなかったので、他に良いものがないか店内をうろつく。すると「みんなのおかし」というクッキーアソートが目にとまり、よくみるとその箱のイラストはふじもとのりこさんのものだった。ふじもとのりこさんは絵本『ケーキになあれ!』の作者で、『ケーキになあれ!』は子どもが図書館で自分で見つけて、何度も読んでその後本屋で買ったお気に入りの絵本だ。一箱買う。
たいていガイドブックやグーグルマップでかわいいパッケージのお店にあたりをつけ、そこを訪ねるということをしているから、思いがけず既に知っている方の手によるパッケージに出会えて嬉しかった。
その後は木村屋で明石焼きを。出汁が魚!という感じで美味しかった。

ショーは最初楽しそうに見ていた子どもだったけれども、途中で大きなバルーンの生き物が出てきたところで大泣きする。最初は我慢していたようだったけれども、堪えきれなくなったようで「怖い」と言い、「あっちいく!」と言って退場し、ロビーの画面でショーの続きを見た。去年、同じようなショーを観た時は何も言わずステージに集中していたのに。当たり前だけれど、いろんなことが分かるようになったのだと思う。幼児の一年は濃い。そして分かるほどに怖いものが増えていく。これは大人も同じだと思った。

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