鎌倉殿の13人(第44回)

昨日の鎌倉殿。御家人編が終わってからの物語のうねりがすごすぎて何とつぶやけばいいのかという感じで日曜の夜を過ごしている。

御家人編は義時を主人公に据えながらサブの主役が数回で入れ替わるように進んでいたけれども、義盛が討死してその流れが終わってからは、義時の物語、義時と泰時の親子の物語、義時と平六の好敵手の物語、義時と仲章の政治の流儀の物語、政子の女・母としての物語、そして北条家の背負った業の物語、とジャンルもそれぞれの太い流れがかみあって大きなうねりになって、まさしく「大河」という感じ。ダイナミックながら敵がじわじわと京方へ移っていく過程は緻密。いや~もうほんとこれは大河じゃないとこれはできないよ。。

八重さんの遺した泰時、八重さんが救った鶴丸、比奈の子の朝時が力を合わせる三人の子どもの物語が劇中の唯一の癒し。ああもういよいよクライマックスなんだなと寂しい。

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