形式

小説を書くのを休んで2ヶ月。毎朝ただの言葉をメモに書きつけているけれども、書くことなんて何もないのかもしれないという思いと、なんて拙いのだろうという思いが書いているあいだ、またそうでない時もずっとうっすらとある。意味のないことをしているという気持ちになる。意味を持たせようとすると、詩とか短歌とか小説とか、形式に縋ろうとしてしまう。

縋るのではなく辿り着きたい。人に伝えようとするために形式はあるけれども、見せつけるために使ってしまうこともある。いずれにせよ人と人との間に形式はあり、形式のあり様は自分の人への相対し方と思う。あなたがいて私ははじめて形式を選択できる。

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