さみしい夜にはペンを持て

「さみしい夜にはペンを持て」読み終える。日記を書くことの効用がストーリーにのせて描かれる。これが分かりやすいだけでなく心にじーんと響くおはなしで、子どもが思春期になったら手渡したいなと思ったりした。苦しいときはやがて過ぎる。そのひとことを分解して、具に描きなおして目の前に差し出してくれるような本。

読みながら思ったのは、このウェブ上の日記も手帳につけている日記もほぼ毎日書いているけれども、早く書かなくちゃと焦って書いていて(そのわりに途中でSNSみたりして)、この本で解説されている日記の書き方とはほど遠いなということだった。読み返すということも、日記のフリーペーパーをつくり始めてするようになったけれどもそれまではほとんどしていなかった。

読み返したときに「自分色々考えてたんだな」と時の経過が分かるような日記を書きたい。

そういえば今日ちょうど『今日は思い出す日』の増刷分が届いた。在庫追加すると同時に注文してくださった方もいてとてもうれしい。今年は日記本どうしようかと思っていたけれども、今年も作ることにする。

あさイチで短歌特集をしていて短歌熱が再燃したので短歌教室に申し込んだ。

0コメント

  • 1000 / 1000