手を動かす

ワードプレスをぼちぼち触っている。ちんぷんかんぷんだけれども、はじめてホームページを作った中学生の頃を思い出してわくわくする。結局、手を動かしてからなのだ、と思う。

先月はずっと、これからどうしようか、何をしようかということをノートに書き散らかしていて、なんとか一応やりたいことをまとめた。けれどもちょっと気を抜くと、自分は何をしているんだろう、何もないなと思ってまた同じようなことをノートに書いていた。

そうしているよりも、ホームページを触っているときの方がこうしたい、ああしたいということがクリアに見えてくる。目先のことだけではなく、この先のこともひっくるめて。

今日はデザイン講座ではじめて作品をつくってみた。これまでは基本的な使い方をひとつひとつ確認するという内容で、1時間が長いなと思っていたのに、課題を作っていた1時間はあっという間だった。こういうのを作りたいというのを描いて、分からないことは都度調べて、実践して。はじめて前に進んでいると実感した。

では基本的な使い方を確認していた時間は無駄だったのかというとそうではなく、この表現はあの方法を使えばいけるかなと予想がつくようになるので必要だったと思う。ノートに書き散らかした文字もそんな風なんだろうと思う。手を動かすことがすべてではないけれども、手を動かさないと始まらない。

講座のあとはパン屋でお昼。さっくりとしたアップルパイは齧ると温かかった。食べ物や飲み物の温度に心がすくわれる季節がやってきた。