ずっと家にいた日

園が休みだったため朝から夜まで子どもと二人きりだった。とはいえ最近めっきり朝に弱くなり、昼前まで横になっていた。子どもは一人で工作をしていて申し訳なくなる。「昼夜逆転生活 直し方」で検索する。

昼食を食べてからは家の周りを一周散歩する。健康に過ごすために大切なこと、食事・お風呂・散歩。先日読んだ佐野さんのエッセイがお守りのようになっている。

それからは子どもの通信教育のドリルを一緒にする。風に騒がしく揺れる窓の外の洗濯物。暖房とこたつに守られたあたたかな室内。拙く鉛筆を動かす子どもとそこに指す冬の午後のひかり。しあわせだと思う。昨日、仕事で些細だけど嫌なことがありそのことがずっと頭から離れなくて、そんな自分の性分も嫌で、鬱々としていたけれどそれもふと軽くなる。仕事と家庭。二つに分けることすらナンセンスな今だけれどもあっちがこっちを支え、案外合理的な部分もあるのだなと今更気づく。だからこそそこにある心地悪さに気づきにくいし、抜け出しにくくもある。

今日はこの日記と読書記録を残したら電子機器は閉じることにする。

しあわせは冬の午後二時  窓の外  ひかりのように降っては消える

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