2021.07.19 13:59セクシャリティについて小説を書きながら色々調べるうちに(ネットでだけど)デミセクシャルという単語を知る。デミセクシュアル(demisexual、半性愛)とは、他者に対して基本的に性欲を抱くことはないものの、強い愛情や深い友情を持った相手に対してなど、ごく一部の場合に性的な欲求を抱くこともあるセクシュアリティです。https://jobrainbow.jp/magazine/demisexual思い当たる節がかなりあり、...
2021.07.14 15:49小説について朝井リョウさんの『スター』を読みはじめる。ツイッターにも書いたけれど、都市と地方それぞれで育った人間の生活実感と思考とものづくりに対する姿勢の相関が一個人レベルまで丁寧に落とし込まれてて序盤から引き込まれる。特に以下の文章が良かった。上京して初めて、自分が暮らしていた場所は「一部地域を除く」の一部地域であったことを明確に自覚した。ただ、四月の終わりになっても桜がどうこうのと歌っている曲を堂々と流す...
2021.06.27 14:16少女小説とシスターフッドについての覚え書き『挑発する少女小説』というタイトルの新書が発売されることを知る。アオリは以下の通り。赤毛のアン、若草物語、小公女、あしながおじさん……大人になって読む翻訳少女小説は、子どもの頃には気づかなかった発見に満ちている。懐かしいあの名作はいま、何を教えてくれるのか?かつて夢中で読んだ人も、まったく読んだことがない人も、いまあらためて知る、戦う少女たちの物語。恐らくシスターフッドの文脈で立ち上げられた企画な...
2021.06.12 15:01フェミニズムについての覚え書き朝から散歩。雨上がりだったからいろんな虫がいた。子どもは「あっ」と言ってアリを見つめ指差して私に知らせ、片方の足でアリを踏み潰している。人というのは生きているだけで傲慢なのだと思う。嵯峨さんの『氷室冴子とその時代』を読んでいる。氷室さんの、フェミニズムとの距離の取り方に共感する。氷室さんは「私はフェミニズムを原則的に支持しています」としながらも上野千鶴子氏に対し上野さんはプロデューサー的な発想で物...
2021.04.13 13:38好きなことを続けていくこと飽きっぽい自分が2年も小説を書いている。小説を書くことが何よりも好きだから、言葉で表現することが面白いから、そういう職人気質みたいなことが言いきれたら格好いいけれど、自分には、子どもが褒めてもらえると喜ぶみたいな、そういう単純なことがないと続けていけない。それを認めるのにわりと時間がかかった。生きていくのに心地よい姿勢を探し続けている。
2021.04.12 12:09労働について職場はみんないい人たちでよかった。自分はこれからなんでもできるのだという気持ちになる。そういうのが良い職場、ひいては良い生活なのだとも思う。昔、もう人生終わったと思いながら働いていた職場のことを思い出す。職場の人たちも、子どもを預けている保育園の先生たちも、通勤電車で揺られる人たちも、なんだか見ているとわくわくする。世の中にはいろんな人がいるなと思う。それを感じるために働いているようなところがある...
2021.04.10 05:45保育園のこと子どもを迎えに行く。今日も給食をすべておかわりしたらしい。沢山身体を動かして、食べて、寝てというのが基本方針らしく、指導も家庭的。おもちゃはほとんど手づくりだし、なにより同じ部屋の中にキッチンがあって栄養士さんが料理を作っているのが見えるのがいい。自分の実家に預けているような感じだ。このあたりは余裕のある家庭が多く子どもも多いので、子どもに関するいろんなものが豊富に揃っている。それは塾や音楽教室や...