2022.02.28 12:25祈りの日私がロシアウクライナ情勢のことに関して何か発言ができないのは、そういうつもりで言ったのでないのに、そういうふうに解釈され、波紋が広がり、誤解されたくないと身の振り方ばかり考えるようになって、考えるべきことの中心から遠ざかって(またいろんな人を遠ざけて)しまうことを恐れている部分が大きい。それはなんでもそうなんだけれど、これだけ多くの人が話題にしていたら(不謹慎な言い方かもしれないけれど、これだけ盛...
2022.02.27 15:10終わっていないけれどなんとか最後まで書けたけれど、最後が上手くいかない。けれども今書いているものは、今まででいちばん素直に書けている気がするので、読んでくれた人に客観的にどう感じたか教えてもらいたいという気持ちがとてもある。素直に書いてはいるけれども、展開や文章が魅力的か、引っ張る力があるのか。自分には自信がない。深い河創作日記で齢七十の遠藤氏もそのようなことを書かれていて、これは解決することではないと分かってはいる...
2022.02.26 17:23論は一つではない昨日の日記に少し付け加えると、時事に限らず、とあることに関して理解していないとSNS等で発信していけないとは思わない。むしろ「理解していないと発信出来ない」というような、理解すべき唯一絶対的正しさの存在を前提とした意見は不健全だし危険だと思う。人は間違うもの。論は一つではない。その前提のない言動は見ていてきついものがある。自衛する。今書いているものの終わりが見えてきた。日記形式の話なのだけれど、明...
2022.02.25 14:50発する前に同居人に解説してもらいようやくロシアウクライナの情勢をぼんやり理解する。同居人の属するそういう戦争系のゲーム界隈では、一時期ツイッターが盛り上がったものの、開戦(という表現をしていいのかも分からないけれど)してからは自粛ムードが漂っているらしい。配信を停止し、収益の一部を寄付する大学生実況者の話、家族を国外へ退去させるウクライナの男性の動画の話を聞く(事実かどうかは分からない)。なぜ2022年にも...
2022.02.24 12:31耐性久しぶりにストレスにつぐストレス。嫌いな人種に、さらっと嫌味を言える人を加える。こういうとき(自分の子に限らず)子どもの存在は救いだ。いつも駅のホームで見かける親子は今日はベビーカーではなく抱っこ紐だった。カバーからのぞく小さな頭。通り過ぎる女の子の笑顔。子どもが生まれるまではこんなことはなかった。帰って子どもと向かいあわせになってご飯を食べる。「お母さん疲れたわあ」と言うと「〇〇ちゃんも疲れたわ...
2022.02.23 13:36休日よ~いドンを観れるのは祝日休みのいいところ。ロザンのうんちくんで天一を特集しており、久しぶりに食べたくなる。次におでかけしたときに行くか、いつになるだろうかと思っていたら、数駅先の天一へ行こうかと同居人が言い目から鱗だった。フットワークが鈍ってきたなと思う。そうしてわざわざ電車に乗ってこってりを食べに行った。食べたいと思ったときに食べる天一は美味しかったけれども、以前よりも味を濃く感じた。電車に乗...
2022.02.22 12:18バランス朝から風が強くて寒くて泣きそうになる。休んでしまいたくなったけれども、有給はもう二日しかないし今日一日頑張れば明日休みだからと思い一日をやり過ごす。そうしてやり過ごしている時間は確かに存在するのに、なかったかのように扱われる。そのことが少し悲しい。毎日がそんな悲しい時間で埋まってしまったら嫌だと思うけれども、すべての時間に意味を持たせるのも疲れる。そのあいだでバランスをとる毎日。
2022.02.21 12:43コロナが加速させたこと昼ごはんを食べていると、前の方の席で食べていた女の子ふたりのところに知り合いと思しき女の子たちがやってきて、結果5、6人でマスクなしに大声で話しながら飲食していた。久しぶりに見る光景だった。あの中のひとりぐらいは、こんなことしたくないのにと思っているのかもしれないなと思う。そして逆に、属しているコミュニティで過剰なコロナ対策を強いられて息苦しさを感じている人もいるだろうと思う。声の大きいものばかり...
2022.02.20 13:01宝塚市立手塚治虫記念館『中原淳一展~現代にも響く”美”のメッセージ~』手塚治虫記念館へ中原淳一展を観に行く。かわいらしいスタイルブックの原画。おとぎ話のシルエット。女性を励まし鼓舞する言葉たち。それを高校生か大学生ぐらいの男女が楽しげに(そして控えめに)話しながら観覧していて、この年代で、こんな共通言語を持つ異性が近くにいるって素敵なことだなと思う。ヘアスタイルの見本帖をみて「かわいい!」と口にするマダム。一つ一つの原画をじっくり観察する女子高生二人組。中原氏の作品...
2022.02.19 12:47たくさんのたのしみ朝から子どもと図書館へ。もうロボホンには慣れたらしく「好きな色はなにかな?」「よかったら性別を教えてね」などの質問に液晶画面をタッチして答えていた。最後に4冊、おすすめの本を紹介してくれたのでレシートを印刷する。どの本も貸出中だった。女の子が電車に乗っておばあちゃんに会いにいくお話と、ウィリアムモリスの英字の本を借りる。本屋さんへ寄り、絵本コーナーへ立ち寄る。「お探し物は図書室まで」を読んでから、...
2022.02.18 12:59サンタクロース生まれてからずっと寝つきの悪い子どもだけれども、クリスマスの朝以来、「サンタさん来るよ」と言うとぎゅっと目をつむるようになり、ときどきそのまま眠ることもあった。今はどうかは分からないけれど、少なくともクリスマス当日は、赤い服を着て髭を生やしたサンタさんなる人物がいることを知ってはいるが、その人物がクリスマスに自分の家にやって来てプレゼントを置いていってくれるということとは結びついていないようだった...
2022.02.17 13:12やさしい文学レッスン小林真大『やさしい文学レッスン』読み終える。“作品に含まれている作者の意図や訓話を読みとるだけの自己形成の場として国語が利用されている”昨今の国語教育に危機感を抱いた著者が、そこに一石を投じるためにまとめた一冊。引用されている批評もいわゆる「現代文」分野のものが多い。古今東西の様々な名文と、それに対する学者たちの批評をたっぷり引用し、読みを深める20の手法を解説している。昔はこういう本を読むと、引...