2022.05.25 15:36自然間に合うかどうかの瀬戸際で日記をお休みしていました。京都の写真のツイッターも読書インスタも滞っております。ついに昼休憩のあいだにもワードを開くようになり、ふと、自分何やってるんだろうなという気持ちになりました。今の話はより自然になるように書こうとしています。自分の実感としてそうだよなあと思える運びや書き方になるように考えています。でも「自然」なら、既に自分の中にある。それをそのまま書けばいいはずな...
2022.05.22 16:59私の好きな物語子どもと公園で遊ぶ。帰るとき子どもが「まてまてした、水鉄砲した、滑り台した、ぜんぶ楽しかった」と言った。全部、絶対、必ず。そんな極端な言葉が持つ危うさ(それは実際の効用だけでなく、使えば誰かに揚げ足をとられるという意味でも)を知ったから、その言葉はより尊く聞こえた。ぜんぶ楽しいなんてことはない。でもぜんぶ楽しいと言いたくなる瞬間は確かにある。鎌倉殿、今回もとんでもなく面白かった。周囲のせいで悲しい...
2022.05.21 17:03土曜日ふたたび間に合うか分からん雰囲気になってきた。しかしなぜギリギリのところになってから楽しくなるのか。私KAT-TUNじゃないのに、とこの段になっていつも思う。いつもの古書店で「永遠の出口」を見つけ買う。フォロワーさんの愛読書と知り再読したいと思っていたところだったので嬉しい。合わないなと思ったら、途中でやめてまたいつか手に取ったらいい、気楽に読むのがいい、という店主さんの言葉。これからもここに通い...
2022.05.20 18:06自由昨日、午後一時過ぎに公園へ行くと誰もいなかった。いつも賑やかなのに、みんな昼寝の時間だからだろうか。まったくもって自由なのに、少し心細かった。やりたいことを一つ見つけてメモに残す。
2022.05.18 11:57待つこと本棚の整理をする。心が落ち着いていく。「夜明けのすべて」にも、PMSの症状が出たとき、空き地の雑草を抜いて心をしずめるシーンが出てきた。すべてをどうにかしようとしなくていい、心の澱みが身体に馴染んでいくのを待つような時間だって必要なのだ。私は、本を、言葉を、たった一人で大切に抱えている人に届くようなものを書きたいと思う。
2022.05.17 21:05まどろみ胸の底に溜まったほの暗い重さ。一生付き合っていくものなのだと思う。今書いている小説が間に合うか微妙になってきたので、5月中、日記はあっさりしたものになると思います。もし無事に出来上がったら読んでくださると嬉しいです。出来上がらなかったら慰めてください……。
2022.05.16 13:45とうもろこしトウモロコシをかじる。甘味が舌に染み込んで、心にまで染みていく。「お母さんトウモロコシ好きやわ」と言うと、「〇〇ちゃんもトウモロコシ好き」と子どもは言った。思ったことをそのまま言える人がいて良かった。「これからも小説書くよ」と言おうとしたけど、やめておいた。言っても分からないだろうと思って相手に言葉を投げかけることは不誠実だ。子どもは半分ほどトウモロコシをかじって残した。残りは私が食べた。
2022.05.15 13:59読むこと書くこと午前、図書館に予約本5冊も届き受け取るも心躍らず。書架を見る気にもならず。図書館帰りはたいてい大型書店によるが今日は寄らず。昼ごろ、「星をつかむ」非公開にし、読者の方に宛てた手紙を公開する。中学生の頃の日記そのもののような文章だけれど、私は素直に感謝を伝えたかった。伝わってほしい。祈るように書いた。うっすらと暗さを残しながらも一気に気持ちが楽になる。午前借りた群像の永井玲衣さんの文章を読むが、心が...
2022.05.15 06:28私の小説と日記を読んでくださっている方へ百合文芸の一次選考を通過していた作品を非公開にしました。それに伴いお知らせのツイートも削除いたしました。お祝いの言葉を寄せてくださった方、ありがとうございました。とても嬉しかったです。そして本当にごめんなさい。これは納得がいかないからとか、誰かに何か言われたからとかでなく、自分の問題です。誰のせいでもなく自分と自分の書くものの問題です。pixiv小説編集部の方々も含め、読んでくださった方、感想をく...
2022.05.13 17:13一人寝かしつけに苦労する。子どもが寝転んで顔を横に向けて泣いていて、左目からこぼれた涙が右目に入るのを見ていた。私も泣くのはたいてい布団の中だったから、そのときの、目がふやけた感じを思い出していた。ジロウさんの質問箱にきていた「アイデンティティが帰属するグループに依存してるから、それが揺らぐと自分が揺らいで、だから守るために攻撃的になる」という夫婦別姓に関する意見。ちょうど同じようなことを考えていた。...
2022.05.12 13:41若松英輔『本を読めなくなった人のための読書論』『本を読めなくなった人のための読書論』読み終える。先日読み終えた同居人から借りたもの。批評家であり詩人でもある若松さんの言葉はやわらかく懐が深く、安心感を覚える。以下、心に留まったフレーズ。書くという経験でもっとも重要なのは、「うまい」文章を書き上げることよりも、自分という存在を感じ直してみることなのです。むしろ、「うまく」書こうとしたとき、自分の心をよく感じられないことも分かってきました。「うま...
2022.05.11 13:56今日つぶやかなかったこと実家にいた頃からテレビで観ていた方が亡くなるのは、現実のこととして受け入れることが難しい。まだ実家のテレビにはその方が映っていて、小さい私と今とさして変わらぬ母が居間でそれを観ているような気がする。10代の頃、私は早く歳をとりたかった。働き始めて数年は、学生時代に戻りたいとおもっていた。そしてそれ以降はあまり歳というものを考えることがなくなった。大河が源氏物語に決まったと知り、胸が高鳴る。青天を衝...