2022.07.31 13:39伝えなくてもいい人生を過ごしたい京都に来られた望さんとお会いする。Rokujian、平安神宮、モダンテラスへ。話していて思ったことは、インターネット(というよりテキスト)越しに見ている人というのは、その人の一部を切り取って、その一部を大きく色濃くしたものなのだなあということ。実際に会ってお話した望さんはSNSで見るよりも豊かで、自分の人生をしっかりやっていて、インターネットで自意識を肥大化させている自分を地面に還してくれた。言葉...
2022.07.30 13:50なんでもない日掃除をし本屋へ。夏の文庫フェアで新潮文庫を2冊買うとキュンタしおりがもらえるというので、同居人と私それぞれ1冊ずつ買おうかという話になるもなかなか同居人が決められず、今日は買わなかった。子どもがコウペンちゃんの絵本が欲しいというので買う。キャラクター絵本かと思いきやお話の内容もとても良かった。先日、保育園へ行く前、子どもが突然「ふみきりくん見にいくの」と言い出して聞かなくなった。どうやら私と離れた...
2022.07.28 13:42ねそべるてつがく永井さんのコラムが更新されていた。とても良かった。永井さんの文章を読んでいると、そうそうそんなことを思ってたんだよー!というより、「そんなことを思っていた自分」を、そのままでいいんだよと励ましてもらっているような心地になる。今回のテーマは絶句(沈黙)。人をしゃべりたがりにさせるシステムを、一人ひとつ(というかいくつも)持っている今の世で黙っていることについて。たとえばツイッターでは日々「意味分かん...
2022.07.26 12:49感覚久しぶりの通勤、しかも酷暑。いくらCMしているとはいえ抵抗あるなと思いつつ、マスクを顎にかけて自転車で駆け抜ける。気持ちよかった。五感が研ぎ澄まされる、とまではいかないけれども、音がクリアに聞こえる気がしたから不思議だった。タイヤがすれるボーという音。エンジンのゴーという音。青信号がピョンピョン鳴る。スズメはちゅんちゅん鳴いて、私が通り過ぎると飛んでいった。赤信号で止まると右隣の人も左隣の人も、向...
2022.07.25 15:10掬いあげたい子どもが熱を出し金曜日からほとんど家を出ずにいる。今日も仕事を休んだ。そうなるとやることすべてのハードルがあがる。ご飯を作るのはもちろん、母や職場や保育園にメールやラインをするのも一仕事のように感じる。ご飯をつくれば心も落ち着くとか、行動すれば気持ちもついてくるとか。そんな言葉や描写が頭に浮かぶけれども、どうしても身体が動かない。そういうときもある。私は誰かの「そういうとき」をなかったことにしたと...
2022.07.22 13:08自主休日子どもの調子がよろしくないので仕事を休む。コロナは陰性。週末に予定していた京都のお泊まりもキャンセル。感染者が増えてきて気になっていたのでちょうどよかったといえばちょうどよかったが残念でもある。来年はどういう風に祇園祭を観覧するか希望があるうちに、今からでも予約を入れておこうと思い今晩考える予定。祇園祭によって京都熱が再燃したのでこれを機に京都検定受けておこうかなと考えている。検定の存在を疑問視す...
2022.07.21 13:24個清水晶子さんの『フェミニズムってなんですか?』を読んでいる。まえがきで示されている、すべての女性に当てはまる完璧な答えは分からないけれども一緒に考えていこう、という姿勢に安心する。また清水さんと写真家の長嶋有里枝さんの対談で、両者が清水:「こうでなくてはならない」と押し付けられても連帯はできない。(略)同調圧力がかかるところではいい連帯は生まれないように思います。長島:「女性」だというだけで連帯...
2022.07.20 15:30飽き性やってみたい、そうなりたいと思うことをやってみて「そうなりたいとも思わない」と思うことの繰り返し。コツコツと積み重ねることは向いていないけれども、そうしてみようと思う出来事があった。
2022.07.19 13:19ためらいときどき自分の見えているもの考えていることは偏っていて、何も分かっちゃいないんじゃないかと、何をするにつけても不安で無気力になることがある。偏っていない考え方なんてないし、自分が正しいと思うことが正しさではないかと思うけれども、心が受けつけない。自分ばかりが正しいわけではない。こういうとき、誰かの日記を読みたいと思う。そこには迷いやためらいがあるから。それが心に馴染むから。私が抱えている不安もこう...