2021.05.30 14:50テレビブックエンドを買って平積みにしていた本を立てたら少し気分が良くなった。青天を衝けをみて、幕末熱いな~と思い、お水とりの特集をみて、古代はロマンがあるよな~と思う。その前は麒麟がくるをみて戦国いいなと思っていたし、まあミーハーなのだ。青天を衝けは視聴者に対して親切だなと思う一方で、その親切がただの親切で終わっていないところがいい。池田屋事件もただ新選組が浪士たちを静粛した事件ではなく後々の時世に大き...
2021.05.27 15:00最近考えていること『文藝ガーリッシュ』における千野さんの言葉。“「女は」ではなく「私は」と言える女子。今の乙女などとひと括りにされたくない女子。”文化も物語も、誰に対しても等しく開かれていて、何もそれを阻むことはできない。だから誰かや何かを排除しないこと、蔑まないこと。勝手な基準でレッテルを貼って一括りにしないこと。一括りにされても、私は私の基準で好き嫌い、良し悪しを判断し続けること。そんなことを考えながら文章を書...
2021.05.26 13:18スマホスマホを家に忘れる。それはそれでいいかと思いそのまま電車に乗る。音楽を聴くのも、漫画を読むのも、メモを取るのも、写真を撮るのもすべてスマホで済ませているけれど、ひらけばいつもSNSをタップしてしまう。そしてほんとうは何をしたかったのか忘れてしまう。目的を忘れない強固な意志があればいいのだろうけれど、スマホ脳やらなんとやらで、SNSが促す脳の働きには勝てない。なんでもスマホで済むのはいいと思っていた...
2021.05.25 14:02鍋10年以上使っていた鍋のネジがだめになってしまったので捨てる。たしかINOBUNで買った、赤いホーローの鍋だった。学生時代から、初めての社会人時代、結婚生活、子どもができた今まで。多分、みそ汁を作った回数がいちばん多かったのではと思う。いや袋麵の方が多かったかもしれない。私は一人でありがとうと言った。すぐに壊れること前提で物を買うようになったのはいつからだろう。少なくともこの鍋を買ったときはそうで...
2021.05.24 14:59自分自分らしい文章、について少し考える。書いていて滲みでるものが自分らしさであるのなら、ああいう文章を書きたいと憧れに寄せて書く文章は自分らしい文章ではないのだろうかとか。それでも滲みでるのが自分らしさなら、悩んだりしなくてもいいのではとか。自分らしさが至高なのだろうかとか。あと小説について「日記のようだ」という評はたいてい否定的なニュアンスで使われるけれど、それはどういう意味を指すのだろう。言葉遣い...
2021.05.20 15:00表情仕事に復帰して一ヶ月、いつも外食していたけれどはじめて職場でランチを食べる。マスクを外した顔を見られることに抵抗があることに気づく。このまま親しい人にしか顔を見せない(顔を知らない)ことが普通になっていくのかもしれないと思った。夜は古畑任三郎を観る。松嶋菜々子の演技が冴え冴えとしていて美しかった。もみじとかえでの演じ分けが素晴らしく、ストーリーでなく演技そのものに涙を誘われるという体験を久しぶりに...